農商工連携の人材育成事業で講師を
日曜日、農商工連携の人材(特にプロデューサーとなる人材)を輩出するための事業で、アイデア創出の技術を講義してきました。今回は「プロデューサー・メーカー」という4色のカードツールを使って発想するワークを2時間を行いました。
この事業は
農商工連携プロデューサー育成塾
http://www.nou-shou-kou.jp/
といいまして、「大学、経済団体、民間事業者がコンソーシアムを組み、自社のみならず地域にもイノベーションを起こす事の出来る次世代の経営人財(経営者及び将来の経営者)を育成するカリキュラムを実施」するものです。(同サイトより引用)
体制
http://www.nou-shou-kou.jp/organ/index.html
を見ていただくとびっしり、堅い機関が。東北大学、宮城大学、東経連(経団連の東北エリア版、というとイメージに近いでしょうか)などなど。協力機関には東北経済産業局や東北農政局、といった名前が。管理法人はプロジェクト地域活性。地域の活性を高めるための専門的なことをする会社で、他地域だと三セクなどが多そうですが、同社はしっかり民間でそれを回せている会社です。
今回使ったカードは、「プロデューサー・メーカー」と言います。この事業の中で、アイデアプラントも開発に協力して作り出したツールです。
「プロデューサー・メーカー」
農商工連携をゲームで学ぼう 仙台のコンサルが開発(河北新報2010年7月23日)
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2010/07/20100723t12019.htm
(閲覧には河北新報社の無料会員登録が必要)
産学連携ニュース
http://www.san-gaku-renkei.com/news_sNk0cFms1.html
※河北新報の方は、私石井の名前が出ています。
さて、この事業での私の講義は、ワークショップ形式で、3グループに分かれてアイデアを創出し、アイデアの懸念事項を抽出し、対策案を考案するというもの。その折々に、カード(これは優れたプロデューサーが行う行動や観点から抽出したもの)をつかって発想を効果的に行う、というものでした。
内容
20100905_Producer_Maker.pdf
皆さん、とても上手く使いこなして楽しんでいただけたようで、講師&発想ツール作家としての冥利に尽きます。
皆さん、有難うございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お知らせ】
農商工連携の支援者にむけて「集まったメンバーで新商品・新事業のアイデア出しを支援するカードツール」の開発をアイデアプラントは支援をしました。全国で同様の事業に従事する方に、必要があれば内々にお貸しします(講義2時間、無編集の動画有ります)。ご希望あればご相談ください。作ったからには広く役立てたく。各所での連携支援についての参考になれば甚だ幸いです。
石井力重 (rikie.ishii@gmail.com)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━