
週末に入る前のある日の夕焼けです。
書斎に来るまで戻ると、燃えるような美しい夕焼けが。
気のせいかもしれませんが、猛暑のひどくなったこの数年と時を同じくして、空の色が精彩を帯びてきた気がします。
思えば、”燃えるような夕焼けをトンと見なくなった”という言葉を20世紀の終わりごろはよく聞いた気がします。
縮小していく社会の中で、私たちは何かを失いつつある一方で、何かを回復しつつある。
それは昔は無料で提供されていたもの。あったもの。
おいしい空気とか、助け合う人同士の気持ちとか。・・・だといいなぁ。
そんなことを、夕日の空を眺めながら、思ったのでした。