2006.05.24 事業化コーディネータのお仕事 KGC。研究プロデューサ養成講座。 5月24日。京都国立博物館の茶室にて、KGCの主催する研究プロデューサ養成講座に参加してきました。この講座は、KGCが優秀な研究プロデューサーたちをインタビューして、”異質なものを結びつけ生み出す”という特徴に着目し、そのエッセンスを講座にしたものです。異質なものを結びつける、という知的活動を促進するのに適した創造手法(※)を基調にした、ワークショップ形式の講座でした。(※シネクティクス:翌日のブログにて紹介します。) 京都のおもむきある茶室で、先端技術シーズの保有者、創造手法の専門家、起業家支援者が、円座になって、巨大ポストイット(イーゼルパッド)を用いて発想をする、というシチュエーションがなんとも粋な講座設計だなぁ、と感心しました。非常に発想力が開放されるいい環境でした。 このKGCさんは、京大の研究者コミュニティーが発展しNPO法人として独特のシンクタンクとして活躍されています。いわく、未来社会の多様性を高めるシンクタンク、とのこと。オフィスにもお邪魔してみたのですが、何かが生み出される雰囲気が満ちた独特のオフィスでした。場所も京都大学のすぐ目の前で、非常にいい立地です。京都の文化と未来が同居する素敵な組織、だと思いました。 « 大阪学院大学、中川教授を訪問しました。 アイデアの技法 シネクティクス(Synectics) »