人間の身体的特徴をもとに大きさを表現
よく、繰り返し思うのですが、人間の身体的特徴をもとに大きさを表現すると、製品デザインは素人にもしやすくなる可能性があると。
面積・長さ
1ユビサキ,
1テノヒラ,
1ヒジカラサキノナガサ,
1ウデ,
1オシリ,
1ポ,
重さ
1アカゴkg,
時間
1タンキキオク秒,
1ジンセイ秒
伝えるときの情報量
1概念理解数
概念を提示して、相手に一度に理解してもらえる数。アプリケーションなどで情報の提示のしかた、メニューの分岐の数などが、この辺の特徴的な数に支配されているかも知れません。(我々人間は「3」ですが、仮に別の高度文明を持った生物がいて腕が六本あればその数が7~9ぐらいではないかとおもいます。一度に把握できるもののが数は「1つの手に1つ持つのと、一対の腕を体におしつけてはさむことでもてる分」位を持っていないと、腕が動かせないので。なお人間の短期記憶が7チャンクであり、集中して聞いている時には、1概念理解数=3ではなく7ぐらいまで上げられます。ということは腕が2対(4本)まであってもおかしくないと、思いますが、これは、サルの身体性が4つの腕と一つのしっぽを持っていたことことに依拠しているのかもしれないと思います。私見です。)
お金
1ゴハン円。「ご飯が食べられる金額」を単位にしたら、いろいろと生活費が計算しやすく見えてくるかもしれません。財布にあと、100ゴハン円だと「朝昼晩三回の食事」×「三十三回」、つまり「一ヶ月分の食費」がある、と分かる。そんな感じになるかと。身体に比べて、短時間で変化してしまう尺ですが。(だいたい、1ごはん円は、今だと、300~500円ぐらいでしょうかね。5万円というのは1か月・ごはん円。飲み会5000円は、10ごはん円。などなど、いろいろ買い物への解釈がききそうです。)
日月年
1ミチ日
その道に一心に打ち込み、ごく狭いことだけれどもその人しかできないことが生まれてくるまでの日数は「1000日」だと、個人的には思うのですが、千日は約三年に相当します。年を超えた日数として、1000日を表現する時間単位が欲しいです。「1ミチ日」。若者が大学を出て三十代になるまでに2.5ミチ日。ごく狭い範囲かもしれませんが、その若者にしかできないことが2つぐらい獲得できているのが30歳ごろかと。
人数
1コワーカー人
1コグニシャス人
1スクールデイズ人
人が日常付き合えるレベルで20人、組織内で把握できる人数は100人。記憶から呼び出せる人数は、クラスメート50×小中高12規模から見積もって、1000人。そうざっくり仮定すると、1コワーカー人、1コグニシャス人、1スクールデイズ人。という人数感があるかと。私見です。
そんな事をツイッターで書いていたら友人が、教えてくれました。
「 いまだに身体尺が残ってる理由では?http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E8%BA%AB%E4%BD%93%E5%B0%BA 」
これはとてもいいですね。ディジット(指先)、パーム(手のひら)という多いんがあるんですね。
追記:
この情報から考えて、「世界中の身体尺を集めてカードセットにしたら、製品や体験をデザインする様な人々に、ツールとして面白がってもらえるのではないか」と、ふと思いました。(蛇足ですが、認知科学から、概念操作の基本を取り出すと、アプリ開発者に、以下同文)。
アプリのUIを作る時にもすごく良さそうです。あと、園児と小学生など、子供の基準でキッズ身体尺は、作ってみたいです。子供の身体尺をカードセットに。あるは実寸の半透明素材で。デザイン原案の上にそれを当てて見れる様な物を。これから、多くの人がデザインをする様になる。そのときにエントリ段階の人が、ちょっと手に入れたくなるような、ツールを提供したい。と思いました。