もしもスケジューラが壊れたら、どうやって頭から取り出すか
発想のトレーニングの観点から、ふと、考えてみました。
今月の予定、来月の予定、、、、と考えて思い出せるかというと日付は曖昧になりがちできついものです。
第一ステップは、MECEに探索します。
一つ目のアプローチとして、場所で列挙する方法があります。
北海道ではなにかあったかな、青森では、ーーー、沖縄では。
東京や大阪の様な所、自分のよく行く様な街は、県レベルでなくもっと細かく分解して考えます。その街で合うべき人はだれだったかを書き出します。
あるいは、二つ目のアプローチとして、人で列挙する方法があります。
この場合、まずは人を思い出すために、あいうえおーーーわをん、まで、余白をあけてかきだします。次に、あ、で始まる人は、、、い、で始まる人は、、、わ、で始まる人は。と探します。
さらにアルファベットも同じ様に探索します。会社名や組織名が英語の場合はこちらが引き出しやすいです。次にこの人と予定があったな、と感じる人にチェックを入れます。はっきり思い出せる人もあれば、曖昧なこともあるでしょう。
3つ目のアプローチとして、案件ファイルを当たります。依頼のデータや書類があれば、案件リストごとの予定表はある程度もっているし、メールのやりとりから、掘り起こすことはそうかたくないはずです。ただ、半年先のアポなどを電話でしている場合はきつかったりします。
第二ステップは、予定表の再構築をはかります。
確実に予定のあった人に、連絡をしお詫びをしつつ予定時刻を教えてもらいます。
次は、予定があったかもと思う人に、お詫びしながら訪ねてみます。予定はなかったとしてもいいきっかけになるでしょう。
第三ステップは、名前も場所も思い出せない件をフォローします。メールの検索で、1日、2日、ーーー、31日を検索していきます。膨大に出ますがメールのタイトルをざっとって見て行くと、思い当たるものがあります。行きたかった講演やセミナーを掘り当てることができます。
(なお、電話による初めての面会のアポはスケジューラーが壊れた場合、かなり再構築をしにくくなりますが、この点にはまだ効果的な方法を見つけられません。やっぱり、スケジューラーの内容を時々バックアップしておくことが必要なのかもしれません。)
こうした方法は、楽々いつでもできるわけではありませんが、必死になるとかなりの精度で人は思い出すことができます。思い出し方にはすこしコツがありますので上記の方法以外で、掘り起こす方法を見つける人も出てくるでしょう。