提案 遠隔講義、を推進しませんか?
しばらく仙台から出れない、皆さんもガソリンがなかったり電車が少なくて大変でしょう。そこで、停電時間帯をのぞく前提で、私のような、ワークショップや講演を提供する仕事は今後、遠隔講義を提供して行きませんか?社員研修のときに、自宅にスカイプビデオで参加すれば、講師は仙台から、人事研修部は東京の本社に、社員は千葉や出張先の遠方から参加する、というスタイルです。この国はいま、長期のエネルギー抑制をしいられています。非効率さのあった従来のシステムを全く違うものにする絶対的なチャンスです。この国の百年前の二十一世紀のー未来予測に沿っていないものは、トランスポーテーション、など、物体の移動を伴うものです。物体の移動を減らせないか、という観点は、予想よりも遅れていた未来を引き寄せる可能性があります。物体を無くす、のではなく、物体の長距離移動を無くす、と。
ガソリンがないことは、2020年ごろの未来から見たとき、実現していくソーシャルイノベーションの強力なエンジン、巨大地震はそのスパークプラグであった、と言われている、そんな未来があり得るのではないかと思うのです。
今も、身をていしてこの国の未来を守ろうとしている人々が、原発に、被災地に、いるでしょう。不眠不休で働く行政の方もいます。これもまた、現代におけるノブレスオブリージュかもしれません。ただただ、消耗し縮小していく道もこの国にはあるでしょうけれど、私たちがたどり着きたい場所は、今よりもっと未来に明るいものがあると感じられる国でしょう。
企業の中の研修のことだけでそれが叶うわけではないですが、様々な高効率しくみ、を試せる絶好の機会であることは確かです。その一つの形を提案して見ました。
この一週間、都内は電車が少ないでしょう。その間、大企業は、SOHOスタイルのトライアル期間にしてみたらどうでしょう。遠隔型の研修期間にするなら、アイデアワークショップであれば私のブログにある資料をご自由にお使いください。
変化はチャンス。
私がかつて勤めた商社の標語でした。
石井力重 ◇ www.ideaplant.jp