今日からアイデアプラントは3年目です。
2009年4月1日に、開業届を出したアイデアプラントは、本日で3年目を迎えることができました。
「アイデアプラント」というプロジェクトネーム&活動自体は2005年の夏にできていましたので、創業は2005年です。開業や設立、としての記載には、2009年になります。(よく、創業、寛永何年、という企業が設立は昭和になっているものがありますが、それと同じです)。
2011年3月11日は、徹夜で創造研修を作り、日中は起業家支援プログラムの講師役でビジネスプランの場に立ち会っている時に、大地震が来ました。そのあとの三日間は電気も水もなく、通信もガソリンも乏しく、震災後は走り回っていた自動車も次第に台数がへり、信号機すら電気のついていない真っ暗な世の中を経験しました。情報も乏しい中で原子力発電所が危機的状況というニュースが届いていたこともあり、人々はあまり外に出ず、この先世界はどうなるのだろう、と強い余震のたびに緊張して過ごしていました。
次第に街に電気が付くとホッとしました。原子力発電所の危機は去っていませんでしたが、街の明かり、信号の光をみて、大丈夫、この文明社会はきっと復活する、と理由がよく分からないままに、安心していたのを覚えています。ろうそくの明かりでご飯を食べ、石油ストーブ1つでご飯を作っていた時期も、暖かいものがありましたが、私たちは文明の光にやはり勇気づけられているんだなぁと思いました。
この国は、新しい発展、を遂げるでしょう。その中で従来通りにはできないことが、沢山出てくるでしょう。『新しいことを考えなければならない。』『これ、どうやって解決しよう。』そういう場面が増え、創造的な思考力がますます必要になってくるでしょう。そういう時に役にたつよう、「アイデア発想の道具」や「アイデア創出の技術」をアイデアプラントは世の中に提供して行きます。
危機は変革の最大のトリガーです。力強い発展の道をこの国が駆け上がってくことを心から願っています。私たちアイデアプラントも、精一杯、頑張ります。皆で、ともに、進みましょう。