オープンアワー「企画書ワーク」を行いました。
8月24日、アエル8Fで、Fandroid オープンアワー「企画書ワーク」を試行的に、行いました。これは、MiMosと共催で行った物です。ご参加いただいた皆様ありがとうございます。
(オープンアワーの第一期は、全て、ブレストCafeをやりましたが、第二期は、Idea to X、ということで、いろんなものへ展開していきます。)
この「企画書ワーク」は、なんなのか?どんな背景なのか?何が目的なのか?
一言で言えば、「Idea to Plan」、です。
まず、アイデア創出については、ブレストCafeや、アイデアソンで大分やりました。これからも、時折必要かと思いますが、アイデアのその先へ進もう、というのが、この企画書ワーク、の趣旨です。1時間ぐらいで、企画書の一通りを、書きあげてみる。そんな内容です。
普段から、企画書を書いてパートナーに見せたり、クライアントに提出したりしている人には、造作もない作業ですが、初めて書く人にはそれなりにハードルは高いわけですが、それをこの1時間10分でやってしまおう、というものです。
カヤック仙台支社があった時代に、企画書の書き方をFandroidの内部的には、いろいろと示唆を受けていて、そうしたもの集大成として、1つのツール(企画書の書き方フォーマット)が作られました。これが唯一無二の正解、というつもりはなく、書き方の一つの例、として、必要な人には使ってもらってもっともっと先に進んでもらえたら、という意味合いの物です。
さて、進め方は、こんな感じです。

1)ツール(企画書のフォーマット)の説明、書き起こしの例。(15)
ここで、全員がばらばらになり、知らない人同士で3人組を作ります。この後の企画書ワークでは、このメンバーでブレストをして、企画書を1つ書くことになります。まずは、ツール(企画書のフォーマットを使って、あるアイデアを展開した例を紹介します。
スライド一覧
クリックすると、ある程度大きくなりますが、内容については、少しぼかし処理をしています。スライド現物はもちろん見やすくできています。
2)3人ブレスト(10)
アイデアがないことには、企画書もないので、簡単に10分程度、企画書に書き起こしてみたいアプリのアイデアをブレストします。
(ここについては、アイデア集を用意しておいてそこから選んで少し発展させる、という形でもいいかもしれない、と感じました。もちろん、ゼロからオリジナルで発案できる場合はその方がずっといいのですが)
3)企画書ライティング(45)
この45分間は完全に自由です。企画書8ページを、どんどん埋めていきます。1ページ5分ぐらいで、どんどん進むスピード感で書いていきます。ネットを調べないと分からない情報もありますが、その点は、手分けして行ったり、仮説的に、一度、想定で入れてしまって進み、最後にその部分を調べて正確に埋めます。こつは、ある程度、早くたくさんの可能性を上げて、1つに決めて、先へ進む、こと。

4)レビュー
書かれたものを、簡単に紹介しあうタイムです。ここは、かなり時間がかかるので、実際は割愛したり、一例だけを紹介してもいいでしょう。

こんな感じに進行しました。ブレストの喧騒とはまた違った、話し合いの雰囲気があり、それもなかなかにいい感じでした。
アプリ名「ノームノマド」
窓を開けるモーションだけで
コミュニケーションができるアプリ(一枚だけ余計なシートが入っています。2頁)
書いてみると、ブレストの段階では気が付かなかった細かい部分のアイデアが具体的に出たりして面白いとおもいました。また、本質的とはあまり思っていなかった、小さいアイデアが、意外と、このアプリの差別化要素として重要だったりすることがわかり、具体的に考えることの大事さを改めて感じました。
このワークは、毎週やるようなものでもないので、月に一度位、オープンアワーの枠でやってみようかと思います。ご希望があれば、日時をそれに極力合わせてみますので、ご相談ください。