創造的な技術部長。自身がチャレンジングな起業支援専門会社。
6月23日。さくらんぼ休暇からあけた今日は県(宮城県)の南部へ、東京へと、動き回っていました。
県の南部ではある案件で某社の技術部長殿に面会してきました。世界的に名前のしられるこの企業グループです。県の南部のその敷地に行くと立派な施設があり、きれいな打ち合わせロビーに通されました。県の南部は驚くほど田舎でしたが、そこだけは別世界。一流企業のそれ、です。
お会いした技術部長殿には今日がはじめての面会です。5分くらいでおいとまする覚悟で会いに行ったのですが、結局2時間もお時間を頂戴してさまざまなお話をお伺いすることができました。とても目の輝いた素敵な部長さんでした。私の今の仕事で出会う方はそういう方が多い傾向があります。イノベーションになんら関係する属性の人の共通点かもしれません。もうひとつの共通する特徴には、「専門だけじゃなくて、カルチャーや哲学、といったものにも造詣が深い」ということがあります。全員が、というわけではないですが、そういう方向性の知性がにじむような。
それから一度仙台に戻り、今度は新幹線で東京へ。千代田区にあるプラットフォームスクエア(神田駅西口から徒歩15分くらい。)で、ベンチャー企業支援専門企業を経営する吉田社長(ドリームゲートの吉田さん)の新しいベンチャー支援事業の説明会を伺いました。起業家の支援者に共通の課題である”支援対象者(起業家)はお金に余裕がない”ということについて、新しい支援文化(と事業モデル)を確立しようとするでっかい挑戦。私も起業家支援者として吉田さんの事業モデルにとても学ぶところがありました。これをこの国のこの分野のスタンダードにしよう、という思いに仙台からもぜひ加勢したいものです。
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余談ですが
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会場にいた参加者と雑談したときに面白い話を伺いました。彼の経営する会社に人材が足りないそうです。それほどの仕事をどうやってとってくるのか、知りたくて聞いてみました。
地方で製作する仕事を中央でとってくる。そういうモデルです。そして全国からの仕事を取るために、楽天に出展しているそうです。(司会者や専門家も売っているのです、楽天には。)低価格帯は価格勝負の案件が多いけれどもある程度のレベルをこえる金額ではじっくりと内容をみてもらえる、とのコトです。
楽天の専門家市場でも顧客を得ることがうまくできるようであれば、ぜひ支援する案件でも活用を試みてみたいと思います。