2011.09.10 アイデアワークショップ(&アイデア創出の技術&創造工学の講演) 新製品を発想するアイデアワークの例アイデアプラントの代表としての活動報告が最近、ブログの記事上、少ないのですこし踏み込んで書いてみます。ある企業さんで行ったアイデアワーク。それを自分なりに振り返ってみていました。そのメモを掲載します。「新しい〇〇の楽しみ方」 iws進行メモ3時間で設計→4時間20分で実施13:00会場、設営━━━━━━━━━━━━━━━━━ 13:10スタート ━━━━━━━━━━━━━━━━━ インプット 15→20 導入 10 ―3つの絵 アイスブレイク 6→8 ―他己紹介 エクスカーション 10 ―想定ユーザの行動を動詞で書き出す ハイライト法 6→12 ―〇〇を楽しむ行動として可能性がある・面白い━━━━━━━━━━━━━━━━━ 休憩 14:25~14:35 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ スピードストーミング 35→50 ―ルール=プレイズファースト 「5分+1分」×5 ―はちのすボード、使って(7枚+1枚) ―「動詞」×「○○」が意味を持つとしたらどんな商品だろう、で発想 アイデアスケッチ 12→15━━━━━━━━━━━━━━━━━ 休憩 15:40~15:50 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ハイライト法 20 ―全員が全てのスケッチを見て回り☆を付ける Top10レビュー 20 投票 5 発展(アイデアの詳細化) 15→10 アイデアスケッチ 5 全員レビュー 10 ―自分のグループで話し会ったアイデアをスケッチに━━━━━━━━━━━━━━━━━ 全員からの振り返り 17:05~17:20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━このプロセスは「拡」「収」「詳」の3つのワークでできています。「アイデアは分岐する」一般的に、その点が多くのアイデアワークショップを困難にしています。収束が難しい、まとめるとなんだか妙な感じになる。それはしかたないのですが、それぞれに自分の認識したコンセプトを書き出してもらい、それらを魅力度で☆を付けてトップの物を得て、それを次のステージに行くための踊り場にする、と、アイデアワークは人数の多さを純粋にポジティブ要因にすることができます。(もちろん、精査するとか、実行プランにする、という時には、合議をすることはとても重要です。アイデアワークの前にも後にも、そういうものは必要であると思っています。石井が行っていることは、大量にアイデアを創出してその中から魅力的なアイデアを抽出する、というアイデア創出の活動に限定してサポートをしているので、こういうかきぶりなのです。人間の、組織の、活動というのはもっと複雑で有機的。一部だけで全部がかなうわけではないのです。ただ、 アイデアを大量に出すことを強力にプッシュしてほしい、という依頼には、力強く答えられるようでありたい、と思っています) « 【スライド】『サバイバル能力としてのTRIZ』TRIZシンポジウム2011 「脳波SPORTS」(スマフォ×脳波のアプリ)誕生 »