電源のこと(世界へ出る時に)
今まで、ひたすらドメスティックな思考だったのですが、今年は海外への展開も図ろうとしています。特に今月は、韓国でのワークショップがありその準備に追われています。
実際に行こうとなるといろいろと、具体的に検討が要ります。学生のころの貧乏バックパッカー旅行とちがうことがいくつかあります。その一つに、デジタルツールの扱いです。学生時代にバックパック担いでイタリアを行ったとき、グロッタアズーラ(青の洞窟)へ行く小舟に乗った時に、別の外人観光客が「どうして、お前は、カメラを取らないのだ」といわれ他のを思い出し、当時は、カメラすら持っていかなかったことを思い出しました。唯一持って行った電気製品はブラウンの髭剃りだけ。もともと多国対応の製品で変圧器は要らないので、適当にプラグの先っちょを買って済ませていました。
今回は、そうもいきません。結構デリケートな道具をもちます。いろいろと検討した結果、どうしても、次のものは、どんなに荷物を絞っても外せないなと。
1)iPad ・・・スケジュール帳、地図、口頭翻訳アプリ(VOCRE)
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2)デジカメ ・・・iPadのカメラでも大体いいのかもしれませんが。
3)ThinkPad ・・・滞在日数的に迷うところですが、これがあれば世界中どこでも自分のいるホテルがオフィスになりますので。iPadで済ませないかと迷うところですが。
髭剃り、ドライヤー、ホテルのものを使うとして、携帯電話が迷うところでした。私の携帯電話はめったになりません。一週間に1~3回ぐらいなるぐらいで、下手すると10日間以上ならないし、普段ワークショップ中は電源を落としているので8:30~18:30まで電源が落ちていたりします。その点からすると、携帯が一週間無くてもまあ大丈夫かなと。
そして、大型家電量販店にいって、何を買ったらいいでしょう?と相談しました。この時のやり取りは、今後、別の国に行くときにも同じように有効な知識になるので、私と同じようなフェーズの方に向けて、メモ的に。
まず、今回の知識前提として、「韓国のソケットは、SE型」、「韓国電圧は220V(あるいは110Vもある)」(本で調べておきました)
そして、まず、トラベル用品のコーナーへ行きます。目当てのSE型が直ぐ見かります。軽くて小さいの(変換ソケット)と、重くて大きいの(変圧器+変換ソケット)があります。さて、どちらがいるのか。
石井「韓国でiPadやThinkPadを使いたいのですが、変換ソケット、あるいは、変圧器、どっちが、いりますか?型は、SE型、というものなのですが」
店員さん「iPadとThinkPadのこの電源部分(コードの部分の白い小さい箱や、黒い箱)に、電圧が多分、100~240V、と書かれていると思いますが、お持ちの製品の電源部分で確認してみてください。もし、100~240Vと書かれていれば、変圧器なしの、ただの変換ソケットで、対応する型、つまり、SE型を選べばOKです。100V、と記載されている電化製品もありますが、そういうものを例えば韓国の220Vで使うなら、変圧器がいります。」
石井「なるほど。目安としては、国際展開している製品、例えば、iPad,ThinkPadやブラウンの髭剃りとか、そういうものは世界の主要な電源をカバーしているんでしょうかね?世界であまり使われていない、日本でしか使われていないような製品は、100Vだけ、という可能性もあるのでよく見たほうがよさそうですね。」
店員さん「目安としてはそうですが、ちなみに、デジカメなんかも、充電器は100~240Vのも結構ありますね。電源の所を確認して、使うものすべてが、100~240Vならば、変換ソケットだけで大丈夫なので、あとはその国の型のものを手に入れればOKですね。」
そんな会話をしてきました。
ちなみに、私が持っている道具で調べたところ、上記の道具(新しいiPad、Cyber shot DSC-T100、ThinkPad X220Tablet)はすべて100~240Vでした。なので、SE型の変換ソケットだけでOKでした。
フィンランドとか、そういうところへも行くときに、別の型が欲しいだろうことを考えると、マルチタイプもいいですね。私は、今回は韓国だけであることと、少しでも荷物を軽くしたいので、SE型専用を買いました。
■韓国(というか、SE型のソケットの国へ行くときに、変換ソケットだけあればいい人向け
(安いし、軽いし、小さくて良いです)
■いろんな国に行く人向け(同じく、変圧器は不要、という人向け)
(これさえあれば、100~240V対応のデジタルツールなら大体どこでもいけて安心。アフリカあたりの形状ですこし対応不可があるもようですが)
(ちなみに、シリコンバレーに行ったときのことですが、アメリカは日本と同じソケット型(A型)なので、電圧が100~240Vのものならば、変圧器もいらず、変換ソケットもいらず、日本と全く同じ感覚で、ざくっと、コンセントにさせました。アメリカが全部A型なのかはわかりませんが。)
(ちなみに、調べたところ、フィンランドは、C型でした。)
(あの国はどういうコンセント型だろう、というときには、地球の歩き方のWEBサイトの【国名】の【旅行情報】のあたりをクリックすると電源事情が分かります。例 フィンランド http://www.arukikata.co.jp/country/europe/FI_travel_2.html )
なんで世界で、異なる言葉を話すんだろう、異なる電源の口を使うのだろう、なんで、、、、と面倒な違い、と感じますが、ちょっとの工夫で、大体どこでも旅をしながら生きていけるんじゃないだろうか、と最近根拠なく思います。これ一個で世界対応、というアイテムが、テーブルの上に転がっていると、それだけでも、グローブトロッターな感じが醸されていいですね。