2012.07.02 日記、価値観、仙台オススメ 最も優れた書斎は、旅立ちの一時間前のちゃちな机である長く滞在した宿でチェックアウトの用意ができ、出発まであと1時間ある時。長い列車の旅程を終えてあとは席を立つばかりの時。これから長い旅に出るために必要な荷物をすべて詰めて身支度ができ玄関を出るまでの1時間。この時間と空間に、世界で最良の書斎が出現する。ちゃちな机といすしかなかったとしても。紡ぎだせなかったアイデアや企画たち、は、旅立つ前の刹那、何もない机の上に、たくさん出現する。 « 旅の日々の道具 怠惰が枯らせているもの »