配布用の工夫
メモ的なことですが、ちょっと書きます。
いま、ある開発工学系の協会でのアイデアワークショップを作っていました。最終的にスライドは200枚。これは画面上の紙芝居も、アニメーション機能を使わずに、ページを何枚も使ってつくっているので、実際はもう少し少ないのです。(どうしてアニメーション機能を使わないか、というと、昔は大好きだったのですが、環境を越えにくいからやめました。私はPDFやJPEGでプレゼンをすることもあります。特にiPadが出てからは特に。PCを取り換えるだけでも、アニメーションは互換性が悪いですし、他の人にひてもらうためにPDF化すると、はがして出現させるアニメーション部分がはがせずイライラしたりするからです。
それはさておき、投影用スライドが完成したら、次に、配布用のスライドを、次に作ります。次のステップを踏みます。
1)4スライド構造
後で読み物として成り立つように、大幅に削っていきます。すこしスライドの内容をいじることもあります。そして、4スライド=1枚の紙、に印刷されることを想定して、意味のある1セットをその4つの枠に入れるように工夫します。大抵は、多すぎるスライドをざくざく削り、スライドが4か8か12かになるようにします。ごくまれに、説明の順番と入れ替えます。紙の後で見返す情報冊子として使い勝手がいいようにです。
2)スライドナンバー
これを忘れています。いろいろ組み合わせるのでスライドナンバーが出ていなかったりしますがそれを一括でなおします。
3)モノクロ or カラー
主催者さんにプリントをしていただくときにカラーを推奨しますがコスト面もあるので、モノクロをお使いの場合には、それに合うように、こちらで渡すファイルを直しておきます。モノクロ印刷用のファイルとして出力しておいたもののプリントアウトと、カラー用の原稿のモノクロ印刷では見やすがまるで違います。
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4)4to1
これらの処理を経て、例えば先に作った200枚のスライドは、紙枚数で言うと、31枚になります。両面印刷をしてもらえれば、16枚まで減らせます。
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