目が出るダルマ

誕生日のほんの少し前、たぶん8月18日ぐらいだと思うのですが、鍵に付けていた「目が出るダルマ」がある晩、ころり、と紐がきれて取れました。
商社にいた時代に夢に向かってやめていく先輩にその場で差し上げて、その後、自分で買いなおしたものなのですが、たぶん、あれから8年ぐらいずっとこのダルマはそばにいました。18日の夜、外から帰り、まっくらな玄関で、なにか小石をけったな、とおもって、気になってみてみると、それが、このダルマでした。きれそうな予兆もなく、落ちたときの音もなく、気が付いたら足元にありました。
買った時のことをすっかり忘れましたが、確か紐が切れる時というのは、叶う時、だったと解釈しています。
ダルマさんに
「やろうとしていること。自信を持って、進め」
と背中を押されたような気がしました。
今は書斎の一番いい所に飾ってあります。