【1つの可能性として】ビジネスアイデア生成のワーク道具
TRIZのカードをビジネス領域におきなおしたようなもの(TRIZ for BMC)があります。ビジネスアイデアを発想する時の発想トリガーです。
それから、TRIZのカードを選ぶときのセレクトガイドシートがあります。
これを、概念的にくみあわせると、ビジネスアイデアを発想する時のワークが出来上がります。
こうです。
1)あなたのビジネスアイデア、どこか課題がありますか?それを同定して、簡潔な表現にします。
2)セレクトガイドのなかで、もっともその問題に近しいものを選ぶ(※)
1)あなたのビジネスアイデア、どこか課題がありますか?それを同定して、簡潔な表現にします。
2)セレクトガイドのなかで、もっともその問題に近しいものを選ぶ(※)
3)そのガイドの左側にある数字を先頭からいくつかメモし、(TRIZ for BMCをみて)メモした番号の発想トリガーを用いて課題を解決する具体的なアイデアを出す。
こんな感じです。
※ もっとも、今の時点でネックなのは、2)のところです。1パラメータメソッドは、TRIZ特有の技術的な表現で、技術分類項目として言葉が並んでいる。そのためビジネスアイデアの課題としてどれが近いか、というのは、かなり観点を柔軟にしないと、選択が難しい時があるでしょう。
(たぶん、1つの仮説ですが、1パラメータメソッドの表のうち、半分ぐらいは、ビジネス領域ではあまり意味をなさない細かさの分類になっている所もあるでしょう。そこらへんは、無視するか集約してしまう、というのがいいかもしれません。たとえば、移動物体の重量、というのは、ビジネスにおいてよほど物流業とか出ない限りは、相当するものがないでしょう。
(たぶん、1つの仮説ですが、1パラメータメソッドの表のうち、半分ぐらいは、ビジネス領域ではあまり意味をなさない細かさの分類になっている所もあるでしょう。そこらへんは、無視するか集約してしまう、というのがいいかもしれません。たとえば、移動物体の重量、というのは、ビジネスにおいてよほど物流業とか出ない限りは、相当するものがないでしょう。
(試作の指示メモ)
生来、ビジネスアイデア用のTRIZカードを作ろう。その時に、1パラメータメソッドも、ビジネス相当の物をつくろう。できる限りは、矛盾マトリックスの分類項目を維持したままで。しかし、やむない場合は、別の分類体系を用いてもよい。例えば、ヒト・モノ・カネ・ジカン・ジョウホウという経営資源の3~5分類。あるいは例えば、BMCの9項目。あるいは、6W3Hシートの各要素について。