【スライド配布】アイデアワークショップ(技術部門の新製品アイデア、60名規模)@山形
12月26日、山形の某社でのアイデアワークショップのスライドを掲載します。
勉強用や、社内勉強家用に、必要であればご自由にお使いください。
注)この配布スライドは、投影するフルバージョンに比べて、わずかに情報が少なくなっております。企業名、及び、産業分野がわかる情報を消してありますが、欠落情報はそれだけです。
今回のワークショップは…
チームでブレストをするときにも役立つように、2種類のブレスト(5分交代のペアブレスト、と、黙ったまま行う書き物のブレスト)を入れています。気に入ったパートを使ってください。基本的には、モジュール構造の知的作業をくみ上げていますので、削ったり、補ったりを、許容するような構造にしてあります。
~追記~
1人でアイデア出しをするときにも役立つものは、時間的制限からに今回のワークショップからは削っていますが、事業領域的に相性の良いお奨めしたい創造技法がありますので、少し情報を補っておきます。
技術系、比較的熟成した領域の機器、という領域で新しいアイデアを作りやすい方法として、次の3つを(すこし、ハードルが高いかもしれませんが)試してみてください。
1)改善など、割とショートスパンの工夫アイデアを出す時に
智慧カード
http://triz.sblo.jp/archives/20070814-1.html
このカードは、トランプカードのようなシュッとしたものも、アマゾンから入手できます。
2)製品モデルチェンジなど、中期での製品アイデアを出す時に
技術の進化トレンド
http://ishiirikie.jpn.org/article/48311561.html
ここにあるPDFファイルを見るだけでもだいぶ、着想が湧くかもしれません。より本格的な発想のための知識はTRIZ理論の教科書にありますが、独学はややハードルが高いかもしれません。ですが、休みの間に一気に学んでみるのも一つの手です。
3)新規製品の創出など、長期の年次で製品コンセプトを描く時に
9windows
http://ishiirikie.jpn.org/article/54665452.html
( 講演用のぐるぐる移動するスライドもあります。)
これは、優れた発明家の思考の道を、歩いていくような発想方法で意図的に、優れた新製品を構想できます。想像力も非常に駆使するのですが秀逸なのは「未来の当たり前」を一番最後に発想させるような知の構造をとっていることです。このシートをホワイトボードにしたものも、アマゾンから入手できます。