プロジェクトマネジメントのお手伝い。
8月7日。夏休みのつもりがクライアントの強い要望があり急遽、出勤。ある案件のコーディネートをしているのですが、そのプロジェクトの段取りを終日行っていました。ゴールまでのワークを持ち時間と人的リソースに、ブレイクダウンしてゆきます。(いわゆるWBS、ワークブレイクダウンストラクチャー、です。)
この辺は前職の経験(プロジェクト型の案件の対応)とそのときに勉強したことが活かせています。非常に初歩的な考え方のセットを知っているだけで随分違います。
誰がいつまでに何をする、という管理ツールを作ります。見えない条件については妥当な設定や目的から割り返して必要だから、という視点で設定していきます。関係者にその第一案を回覧します。対応できない点について修正案を返してもらいます。こうすると合意形成への道のりが短くできるという大きなメリットがあります。
プロジェクトを切り刻んで処理可能な小さい仕事にすることで進捗を管理しやすくなる。(問題が把握しやすくなる。そして対策がうち易くなる。)そういう地道なことが意外に大切です。いつもは創造的なフェーズの仕事をしているので、細かい指示や具体的な制約条件よりももやもやとしたものを扱っています。いわば発散型のマネジメント。一方でプロジェクトをマネジメントする段階ではまったく別です。きめたゴールに畳み込むような収束型のマネジメントです。どちらもイノベーションには必要ですから、適宜サポートしています。