シーズから用途を発想する
シーズから用途を発想する場合って、どうすればいいの?と、よく、技術系企業の奥のほうの部門で聞かれます。そのときには、科学技術コーディネータが使う「シーズニーズ変換」という技法を紹介しています。



本質的には「シーズ」から、いきなり「ニーズ」に展開するのではなく、中間に「機能フィールド」を設けて、そこに向けてシーズを展開し、展開されたものをニーズへ更に展開していく、という作業ステップを取ります。
この1クッションがあるかどうかで、ずいぶん、発想の量が違ってきます。
((補足))
なお、ここに上げたものは、標準のシーズニーズ変換の表ではなく、それらを大幅に簡素化して、アイデア発想法ワークの形に仕立て直したモノです。(特に最後の表は、SN変換の高度な利用には不向きなフォームになっています。)本格的なところは、こちら(近藤先生のJST記事)、などをご覧ください。