ワイワイCafe、及び、IFMSAの様子
西に向かう新幹線の座席でブログを書いています。
今日は、千葉を立ち、特急(しおさい)→新幹線(のぞみ)→特急(こうのとり)、と乗り継ぎ、兵庫に向かっています。
旅仕事の内、企業での実施案件は守秘義務のため、活動報告つまりこのブログは全くあわらせません。
企業内案件が多い時期というのは、何もしていないように見えるのが私の旅仕事です。
今回の旅仕事は、前半は、パブリックなイベントものでしたので簡単に活動報告を綴ってみます。
11月21日は、青葉台(渋谷のちょっと西)でのワイワイCafeでした。

これだけたくさんのUXD(ユーザエクスペリエンス・デザイン)の人が集まる場はレアです。デザインや表現に対する対応力が高く、ワークもその要素をとても短時間で進めることができました。
デザイナ職の方々の集団というのは、企画系のビジネスマンの集団よりも、もっと静かで理知的。しかし、ブレストの力はとてもあり、優れたアイデアをたくさん創出し、ディスカッションも短時間の割に深くなされていました。
かなり直感的な発想メソッドも、踏み込んで使うことができるなぁという感触を場から受けました。
もし、デザイン系の方々に向けて、記事を書いたり、(あるかわかりませんが)本を書くことがあれば、ビジネスマン対象の言葉よりも、よりアートで曖昧なメソッドを使うことをしてみようと思います。
次は本日11月23日、海浜幕張で、医学の学生さんたちの組織のでのアイデアワークショップでした。
皆さんほどんどが未来の医者です。80名を超える学生さんたち。
忙しい医学部の勉学の中でも、医学の学生さんたちによる相互研鑽をする組織、IFMSAという国際組織があるそうで、本拠地はジュネーブだそうです。
その日本総会は、今年で13回目です。
昨年に引き続いて、皆さんのアクション・アイデアを創出するワークショップを実施しました。
平均的な大学生・大学院にくらべると、知的対応力がとても高い印象です。
雑談してみると”私はコミュニケーション力が低いのですが”というような謙虚な学生さんがおおくいました。
彼らのブレストしている姿から、医師という職に人生を賭していく人々も、学生時代は学生であり、青雲の志しの時代を過ごしているのだ、と心の中でつぶやいていました。
さて、ワークショップでは非常に活発なブレストが展開しました。良案が多く生まれました。(ちなみに80人超10分間のハイライト法でトップアイデアは☆28個でした。もっと時間を取ったらさらに伸びたかもしれません。)
上位案の内、私の活動にも面白いアイデアとして活用できそうなものがありました。本筋からは離れますが、追記で書こうと思います。
私のアイデアワークショップはふわふわしたものですが、それでもそれは、将来人の命を救う人材にわずかにでも影響を与えることをしているのだ、と襟を正すような気持ちで進行してきました。
追記:
アイデアの面白いものを紹介します。
「講義中、立って講義が受けられるようにする。」というものです。
なるほど、これは面白いですね、かつ、結構実行も視野に入ります。
たとえば、聞きたいのに疲れていて眠い時というのはあります。
そういう講演や講義の時、「スタンドゾーン」と「椅子ゾーン」を作っておき、好きな時にそこを行き来してよい、とする。質問をしたい人がいたなら、スタンドゾーンの中を前まで歩み寄ってきてくれれば、大会場の中でも質問を繰り出しやすいでしょう。実施してみたくなる、いいアイデアだと思いました。
さて、新幹線も浜松あたりを超えています。
手ではブログを書きつつ、耳ではAudibleで、蕪村と弟子の生き方を描いた作品を聞いていました。故・永井一郎さんの朗読で、耳にすとんと入ってきます。なかなか読めないでいた作品も、本格的なオーディオブックサービスの登場で楽しめています。
明日は企業の奥深くで、アイデア創出サポートです。
その後、移動調整日で三日ほど、神戸に滞在、ここでようやく、先延ばししていた三連休の代わりが休みが取れそうです。
今日は旅仕事の三日目。
のこりは10日間。
まだまだ、続きます。