出張報告「イノベーション・ジャパン2006」
9月13日~15日。イノベーション・ジャパンが東京で開催されました。日本中のイノベーション事例が、特に大学等のシーズが、一堂に展示されていました。以下出張報告の一部から抜粋し掲載します。
出張概要:
イノベーション・ジャパン2006に参加し、各出展者ブースにおける研究者、ベンチャー経営者との交流を図り、人脈の拡大、支援起業にとっての産学連携先となる可能性のある先生とのコンタクトを図った。また、各種セッションを聴講することで、先進的な産学連携の取り組み事例を学び、独自の産学連携支援スキーム開発についての検討を行った。
備考
特に興味深い事例、出展内容から3つほど報告します。
(1)R社:大学の知財を効果的に産業界に展開していく際のライセンスアソシエイツの活動の具体事例がとても参考に。当社におけるコーディネート活動においてもそのエッセンスを活用したい。
(2)Y大学知財部:コストセンターとしての知財部が、産業界へ知財管理の方法・ノウハウを展開することでK社との共同で「研究のためのツール」を企画商品化している。コーディネート活動そのものを付加価値、経済的価値に変えるための検討材料となった。
(3)O社:同社が、東北某社の既存事業縮小に伴うチャレンジをサポートして、TLO的にサポートをされた。その活動のお話から、コーディネート活動の実践的知識を得た。東北某社は数年内の急成長を計画。今後の東北における技術志向ベンチャーとして、成長モデルとなる可能性が高い。