JAISTの知識系研究棟の様子。
10月29日。日本創造学会の二日目。研究発表と、JAISTの中のラボ見学。
研究発表は、暗黙知と形式地などに関するさまざまな発表や、ゲーム形式で子供の学習能力を高める取り組み、アイデアを絞り込む発想支援ツールなどなど。興味深い発表が続きます。TRIZに関する発表もありました。
JAISTの中の様子も大変興味深いものでした。
学会は、JAISTの知識系の建物で、3つの部屋に分かれて行うのですが、各部屋がユニークなつくりになっています。ディベートを目的とした部屋は階段状。靴を脱いで上がり、机を床から引き抜いて使います。姿勢の自由度がものすごく高い。

(靴を抜いて、クッション性の高い階段に座ります。入ってくると先ず、どうやって上に上がるのかから戸惑います。いつもと違った雰囲気が自然と。

(こういう部分に、座ります。)

(床の一部を引き抜くと、そこが足を入れる空間になります。引き抜いた床部分は、ひっくり返すと硬い板があり机に。そのまま寄りかかるような使い方もできます。まったりとリラックスできる不思議なディベートルーム)
ブレストを目的とした部屋は、大小さまざまな島状のテーブルセットが配置されています。

(堅苦しさがみじんもない、気さくさにあふれるディスカッションができそうなムードがあります。)
重厚な会議を行うための部屋は、二重の半円型になった部屋です。

各部屋とも、全員分のLANとコンセントがあるのも特徴的でした。一階にはたたみの小和室のような休憩所などもあります。おもしろい大学です。
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