アイデアボード開発プロジェクト、始動。
11月6日。たのしくアイデア出しの手法を自然と学べるようなボードゲームを共同開発するプロジェクト『アイデアボード開発プロジェクト』が本日スタートしました。産学官の複数機関による共同開発の形態をとります。
産学連携のコーディネータ、そして、開発商品の企画開発の主体、という位置づけで、プロジェクトを推進します。いつもはサポーターである私ですが、今回は自分自身が産学連携での商品開発の主体に。
商品化の成功が第一目的ですが、同時に、産学連携による商品開発のプロセスを観察記録し分かりやすい形で公開していくことを第二の目的としています。
産学連携の開発をリアルタイムで公開することはめったにできないことなので、自らのプロジェクトをオープンにして公共知として提供したいと思っています。
ちなみに、第三の目的もあります。コストセンターとして考えられている、知財部門・リエゾン部門が、プロフィットセンターとしての展開可能性をもつことを示せるかどうか、チャレンジしてみたいのです。山口大学の知財部では、知財マネジメントのノウハウを活かしてラボノートを商品化しています。すばらしい取り組みです。私のコーディネータとしての活動では、新事業構想を作るところからお手伝いしているなかで、組織を創造的にするお手伝いもします。アイデア創出研修なども行います。アイデア出しのノウハウの商品化に、しばらく鋭意取り組んで行きます。