「一人仕事」を予定表に書き込もう。
一人で仕事をする時間、職種によってはどうしても必要なものですね。
仕事をしていると「おい、今からちょっといいか」「今日、暇な時間ある?」といわれたときに「すみません、今日はどの時間も、先約でいっぱいです」と断らざるを得ないときがありますね。どうしても立て続けに会議がはいるとか、来客があるとか。
しかし、一人で行う予定の時間があると、そこは結構簡単に削られてしまいます。なにかの書類を仕上げて、誰かに渡さないといけない。そんなことって結構ありますが、ついつい一人で作業するデスクワークは定時後に、なんて事が起きます。
それも仕方ないことですが、基本的に定時にそういう仕事を組んでおくと、突発の夜の用事が入ると、それだけで、大事な書類の提出が押してしまいます。相手にしてみると、約束の期日が遅れる、ということになります。
そこで、一人仕事は、きちんとスケジュールに入れておくと、比較的そういう大事な知的作業を遅らせることがぐっと少なくなります。必要な時間を見積もることになりますし、その時間帯がなにかで費やされてしまったら、その分、どこかへ予定を移動することになります。確実に、作業を行うためには、そのための時間を、予定表のどこかに持っておく、そんな感じです。
外出の多い職種の方は、予定の訪問時間よりも1時間早く目的地について、周辺の喫茶店で1時間、知的作業をする、という方法が向いています。遅刻のリスクが減り、出先で多くの用事を排除して、考え事に集中できます。内勤の方は難しいですが、できれば、朝早く来ることで、その時間を作ると効果的です。夜というのは、その日の追加仕事で簡単に崩れますので。あと、上司の飲みに行くぞ、にさっと答えるのも、大事な仕事ですから。夜は基本的に明けておく。そういうベースを。