半年の成果と見えてきた取り組み。
1月29日。Five Bridgeの中心メンバーによる「FiveBridgeをどう運営するのか会議」がありました。

司会は一馬さん。これまでの使い方を各人が報告し、それをもとに、運営方法のヒントやら課題点やらを顕在化させていきます。

それぞれの思いの多様性を許容する懐の広さもつデュナミス。そのデュナミスが受け皿なればこその出来事が仙台の若手の活動シーンにはいっぱい。Five Bridgeもそのひとつ、大きな、ひとつです。
ホワイトボードの2組の両面(合計で4つの面)を使いながら、3時間半の会議はそこに書き取られていきます。ここでがりがりと四角四面に進めるファシリテーションではなく、一馬氏一流のインキュベーション的議長能力が発揮されています。
この様子を見ながら、きっと、札幌、岐阜、京都、なんていう街を愛する若者たちがいる街々でも、こういう会議がおこなわれているんだろうなぁ、とふと、おもったり。そこには、その街の「一馬さん的人物」がいて、やっぱりホワイトボードにたつんでしょう。
夢で芽が出て、情熱で育て、継続していくにはビジネスとしての仕組みが必要。まわる仕組みには、人・モノ・金があらまほし。
さてさて、Five Bridgeの未来は、札幌でいうITクラスターの形成時に果たした役割に似た発展段階をたどるのか、あるいは仙台独自モデルを生み出していくのか。いつかこの発展プロセスをインタビューに来る社会科学の研究者がいたとしたなら、後世に今日の会議はなんと紹介されるのか。夢の話ではありますが、そのときの研究者の言が「ここから、FBの発展的運営がはじまったのです」となるのか「この期間は、試行錯誤を打ち出しながら、次第にノウハウの蓄積をするための苦難の時期で、その経験が後に大きく生きることになりました」となるのか。私にはわかりません。
後の世で、今日という日がどう語られたいのか、ということを考えて今日の生き方を考えてみる、なんていう発想方法もたまにはオツかもしれません。