亜流の存在は、自他に名称を付与せよ
本流といわれる理論やトレンドがあります。それとは対立する立場を取るグループが現れます。彼らは本流とは違うという意味で「亜流(ありゅう)」と位置づけられます。
亜流の存在が、亜流を超えるには、かなり大きな存在感を持ち始めないといけないわけですが、その間、ずっと「亜流の存在」と命名され、認識されることは、弱者の戦略としては、好ましくありません。
そこで、本流に名称をつけます。仮にA。
亜流側のグループは自らの立場にも名称をつけます。仮にB。
このときAとBには、主と副というイメージをつけずに、対等な2つの立場がある。というテイストを醸すことが重要です。
名称をつける、ということは、時に力となり、時に社会の流れに板を差し込んで、支流に大きな流れを呼び込むことになります。