机しがみ虫。
「机しがみつき状態」にあると感じたときの処方箋を発見しました。
”疲れたら休憩したほうがいい”と分かっていながらも、どうも調子が乗らず、用でもないことをしていることってありますね。「机しがみつき状態」とは、そういう”仕事をしないで机にいる状態”です。 これをシンボリックに「机しがみ虫」と命名しました。
さて、その「机しがみ虫」の処方箋ですがまとめると以下です。
■処方箋
机しがみつき状態かな?とおもったら
「すぐ着手する」か
「すぐ休憩する」かの
どちらかを即実行する。
(発見の背景)
先日、机しがみ虫になっていることに気がつきました。そんなときに、ちょっと、視点をかえるために、体を動かす用事をしました。簡単なことで、300メートル先のポストに郵便物を投函する作業です。普段は「効率が悪いから、帰りがけに」とおもって、机の脇においています。
しかし、その日は「(机しがみ虫になっている時に)意識して休憩したらどうなるか?」と考えて、夕暮れのさむい中、ポストまで歩いてきました。外に出ると夕暮れの空を見て、いろいろ季節や日々の生活のことが頭にうかびました。
席にもどるとリフレッシュしていました。そして、気がつきました。
(気付きその1)調子が乗らない時には、「とにかく着手する」か「すぐに休憩する」かをしたほうがいい。
(気付きその2)中間的な「机しがみつき付き状態」が実は一番もったいない。机しがみ虫になっているくらいなら、すぱっと休憩してしまった方がいい。
(気付きその3)休憩してもどったら「仕事に即着手する(ファイルをクリックする、資料を机に持ってくる)」だけをする。後は少し先の自分に判断を委ねる。
これだけで、いいんだと。
仕事は「まず着手せよ」という考え方があります。なかなか手が出ないでいた仕事もやり始めてしまえばそれほどでもない。はじめるまでが、長い。そんなオフィスワーカーの特徴をとらえて「まず着手せよ」と。
なので、一連の動作のように訓練をしてすりこんだらいいんだ、と。
「机しがみ虫」になっていることに気がつく。
↓
「すぐ着手」か「すぐ休憩」
↓
「休憩して戻ったら、とにかく、着手だけ、する。」
処方箋としては、長いので「すぐ着手」か「すぐ休憩」だけを切り出しました。
机しがみ虫になっているな、と感じたら、直ぐ休憩して、もどったら、資料を机に集めファイルを開く、ことだけを試してみてください。オフィスワーカーにとって、シンプルで当たり前だけれども効く処方箋になるとおもいます。