能力に自信を持ちにくい人は、自分の目標に自信をもつこと
自信が過剰ではこまりますが、自信を適切にもつことは、大きな仕事をしていくためには、必要なことです。自信を持つのに苦労する人が多いわけですが、優秀な人ほど、自分の能力の足りない部分が見えているので、自分をいつまでも認めてあげないケースが多いようです。私から見れば有る部分は優秀だと思える人でも、「自分には何ができるんだろうか」と口にされたりします。
そこで、考えました。能力に自信が持てない時は、こうします、というものを。
『能力に自信を持ちにくい人は、自分の目標に自信をもつこと』
その人が成し遂げようとしていること、その人が目指している目的地(目標)、それが非常に素晴らしいものだ、ということに、自信を持てば良いのだおもいます。つまり「今(=能力)」に自信がもてない謙虚な人は、「未来(=目標)」に自信をもって、その自信を持って素晴らしいと思える目標に邁進すれば良い、と。
なやんだとき、くじけそうになったときに、自分に自信が持てないとしても、自分の選んだ目標に自信が持てれば、その人は使命に突き動かされます。力がわいてきます。
時間軸で言えば、自信を持つのに好ましい対象は「今」と「未来」です。過去の実績に自信をもつことも、大事ですが、それが「今」の自信に流れ込んでいないならば、単なる懐古主義となりかねません。自信を持つのに好ましいのは、今このときの等身大の自分、もしくは、今は小さいかもしれない自分、その自分の描いた夢が自分の将来の姿。その目標に到達した自分や目標自体に自信を持って欲しい、そう思います。