さすが宮城大。そして、感性工学会の興味深い講演。
3月7日8日は宮城大で感性工学会が開かれています。大学について、さて会場はどこだったかな、と探すと柱に巨大な”感”の文字が。

オレンジ色にまるで囲んだ太いフォントのその文字は、ドラゴンボールの”亀”(亀仙人)のマークのようなものをおもわせるワクワクするものでした。
なるほど。感性工学をする人ならば、”感”の文字だけで十分感じ取る人たち。そしてワクワクする心を科学する感性工学、ドラゴンボールの”オラ、わくわくしてきた”という孫悟空のセリフが一瞬頭をよぎります。
そんなことを、このマル感の文字を見た瞬間に思いました。
さすが宮城大。
発表はどれも興味深かったのですが、一つだけ挙げれるならば、講演の佐藤正樹氏のものが非常に興味深く感じました。佐藤氏は、佐藤繊維株式会社(山形県寒河江市)の社長でありデザイナー。TVなどで紹介されるときには、”糸作家”として紹介されたい、とも。その仕事、商品と市場とのコミュニケーションの作り方、非常に重要な話ばかりで大変感心しました。

何に使うもの?ということさえも使い手に大きな自由度と、発想力しだいという余地を与える面白い作品がたくさんありました。