本を買ったら、目次を鞄に入れておく(ツンドクのコツ)
出張の移動時、さほど本が読めないのに、二冊も読みたかった本を持って行きます。重い鞄を重たくしただけでほとんど読まなかった本。結局は出張からもどって未読の山に戻ります。そんなことって結構ありますよね。
私は先日出張の際にある試みをしました。技術知に関する三冊を読もうとしてでも手つかずだったので、目次だけをコピーして鞄に入れました。新幹線の中で、その目次だけを読みます。結構面白そうな章もあります。すぐに読めないのが残念。しかしその残念ぶりがいいとおもいます。目次だけで結構な枚数があります。それらをよんでいって、全体俯瞰ができることがひとつめのメリット。二つ目は、よみたいことを事前にチェックしておけること。ある程度予測して読みますがそれはたぶん効率がいいでしょう。
この方法は、ツンドクされているすべての本に有効だと思います。目次内、ひとつも興味がない本は保管しておく必要はもうないかもしれません。
出張の際にそれがいい、とかきましたが、実はこれは、いつでも可能です。昼飯を一人で食いに出て手持無沙汰、とか、病院の待合室で細切れ時間ができた時にとか、ツンドクの本の目次をもっていると同じく取りかかりができます。
目次もちあるきメソッド。
本は買ったらとにかく目次をコピーする、ツンドク本に興味と俯瞰を与える、そして読む。そういうことを小さな工夫でできると思います。