アイデア創造の状態を測る定規
アイデア創造のプロセスをシンプルモデルとしてまとめました。
1 インプット
2 サーチ
3 キャッチ
4 チェック
5 シェア
物差しの中に、それぞれのステップの要点が書き込まれています。

どういうときにこの物差しを使うか、について。
アイデアがすいすい出る時には、必要ありません。なかなかアイデアが出ないとき、なんでなんだろう、いつもは出るのに。そういうときにこの物差しで自分のプロセスがどこまでなのか、計ってみてください。すべきことがわかるはずです。
一例:
「アイデアのためのネタをネットをめぐって集めた。さあ、アイデアを広げて見よう。いろんな手法があるよな。オズボーンのチェックリストを使って広げてみよう。あれはこうつかえるな。こうれはこうなるかな、それは・・・。(そして10分後)さて、アイデアをかきだしてみるか。・・・あれ?!いろいろ見つかったとおもったのに、なんだっけ、う~ん。今日は調子悪い!」
そんな状態の時ってありますよね。このときに物差しで自分の状態をはかると、「2 サーチ」の状態に自分がある、とわかります。次の目盛は「3 キャッチ」(見つけたアイデアを確実に捕獲する)です。アイデアを確実にキャッチすることは、創造プロセスでは非常に重要でかつ陥りやすいポイントです。(見つけた瞬間には、鮮明なイメージがあってきっと忘れないだろうと思えるのに、ものの数秒で、それはふっとなくなります。)
こんな感じに、調子の悪いときの自分を測定して、次の目盛まで進むためにヒントとなるものです。(調子のいい時には、1~5のすべてをやらないでも創造活動はできるので、このものさしは使わないほうがいいです。)
普段、いろんな方のアイデア出しにつき合う中で、人々の詰まりやすいところを整理分類してみました。ごくごく一部の人にでもこの物差しが役に立てば、とおもい作ってみました。