ブレスター・クイックルール(原稿2)
(続き)
1.バッジを取る(役を決める)
一人一つ、バッジを選んでください。
それが後で役割になります。
2人もしくは3人でもできます。
ただし、赤のバッジは必ず誰かが選んでください。
余るバッジ(そしてのちに配る約カード)は、
余らせたままで結構です。
2.役カードを並べる
自分のバッジと同じ色のカードを手元に広げます。
10枚あります。
そのうち4枚「全員モード」というカードがあります。
今は使わないので箱に戻してください。
残り6枚を、
表にして並べます(他の人に見えても大丈夫です)
自分のカードの内容は
あなたへの指示です。
大まかに大きな文字部分を見て把握します。
3.TOIカードを並べる
TOIカードをよく切ります。
1人5枚づつ、TOIカードを取り手元に並べます。
5枚すべて、
表にして並べます(他の人に見えても大丈夫です)
自分のカードの内容は
質問の形をした、発想のトリガーです。
ざっとよんで把握します。
残ったTOIカードは、
裏返して、山にして中央に積んでおきます。
4.テーマを選ぶ
テーマリスト・シート(10個のテーマ)の中から、
アイデア出しのテーマを1つ選びます。
なるべくメンバーの多くの人が、興味のあるものが良いです。
皆がどれでもいい、という場合と、
もしくは1分たっても決まらない場合は、
10番のテーマ(歯ブラシ)を採用します。
アイテム準備が整いました。
30秒と15分を計るために、
時計が1つあると便利です。
これで、アイテムの準備が整いました。
5.基本アクションと勝利条件
1順目
じゃんけんで勝った人からはじめます。
時計まわりに、発言する番が回ります。
手元のTOIカードの内容に沿った発言ができれば、
そのカードをテーブル中央に、捨てられます。
たとえばテーマが**だとして、
手元のカード**を使うならば、
「じゃあ、**して**する」
というくらいの
未成熟なアイデアを出せれば、
それでOKです。
2順目~
なお、2順目からは、TOIカード、役カード好きな方を使ってください。
役カードを使う場合、
黄色、緑色、青色、の役のかた:
カードの内容に沿ってアイデアを発言ができれば、
そのカードをテーブル中央に、捨てられます。
たとえばテーマが**だとして、
手元のカード**を使うならば、
「じゃあ、**して**する」
というくらいの
未成熟なアイデアを出せれば、
それでOKです。
赤色、の役のかた:
アイデアの発言ではなく、
誰かを褒める、という役割を
担っています。
ほかの人、直前の人、あるいは、
自分が既に言ったアイデアについて、
カードの指示する方向から、
いいところを見つけてアイデアをほめてください。
なお、役カードに「全員モード」という
カードがありますが、
指示文「全員が」という指示を
「あなた一人だけが」と読み替えてください。
補足:
こうすることで、ゲームの流れをシンプルにしています。
全員モードのカードは、本格ルールのときには、
相手を攻撃する戦略カードです。
メンバーがゲームになれたら、
本格ルールにトライしてみてください。
なお、アイデアはどんなもので結構です。
多少無理があっても、
実現方法がわからなくても、
当たりまえすぎるアイデアでも
コミュニケーションゲームだと思って
発言すればOKととらえてください。
ただし、自分の番の持ち時間は30秒。
30秒以内に発言しはじめられないとパスとなります。
バスをした人は、山からTOIカードを
1枚ひかなくてはいけません。
このゲームは、15分後に最も手元のカードの多い人が負けです。
正確な発言、適切な発言を目指さず、
パスせずアイデアをとにかく言うことを目指して下さい。
なお、びりになった人には、ほんのり恥ずかしい、
知的な罰ゲームがあります。
ここまでが、基本的なゲームのやり方です。
ゲームを有利にする「+α」
黄色、緑色、青色、の役のかた:
「コンボ(2枚捨て)」ができます。
役カードの内容を実行しつつ、
手持ちのTOIカードの内容に
関連したものならば、そのTOIカードも
一緒に捨てることができます(有利になります。)
赤色の役のかた:
だれかが批判的な発言をしたら
「今は批判禁止ですよ」と、言ってください。
それだけで、カードを1枚捨てることができます。
捨てるのは、TOIカード。
使いにくいカードを捨てて結構です。
他の人は、赤を有利にしてしまわないよう、
批判的なことを言わないようにしましょう。
楽しみ方のコツ
なお、盛り上げるような合いの手を入れてください。
黙って自分の番を待つより、
誰かのアイデアにマメにあいづちや
合いの手(「それ、いいですね」など)を入れると、
自分の番で、アイデアを思いつきやすく・口にしやすくなります。
なお、合いの手のついでに、
便乗アイデアを思いついたら、
それを発言しても結構です。
自分の番ではないので、
カードは減らせませんので勝ちには
つながりませんが、
場のムードがよくなり、
ホットな流れを徐々に作ることができます。
その他、不明点がある時は「よくあるご質問」をみてください。
そこにもない場合は、独自解釈で進めて結構です。
取扱説明書は、ゲームに慣れてからお読みください。
では、15分、ゲームを行いましょう。
30秒は、手の空いている人が交替で計ってください。
それではスタート!です。
(続きは、15分経過)