ブレスターAIRの開発チームが次に進むためのミーティング
5月30日。ブレスターAIRの開発チームのミーティングを行いました。
このプロジェクトのおかげで、これまでのブレスターやアナログツールだけでは、感じ取ることのできなかった可能性を沢山感じ取ることができました。長期的な開発の視点でいえば、サービスリリースまで、驚くことに計画通りに行え、最初のステージの完了。ここから、この可能性をどう伸ばすかは、成果を生み出してくれた方から、受け止めるプロデューサである私の知力の問われるところ、だと思います。
アドビAIRを用いた開発に詳しい方からは、このシステムについて高い評価をいただいています。一方で、サービスは一般の人が使うもの。ユーザ視点を成長と共に踏まえた進化もたくさんできる余地があります。
また、遠隔での知識創造ツールとして、ICTの可能性を最大限に引き出す一つの歴史的な仕組みであるかもしれない、とも考えています。大げさかもしれません。しかし、のちの大きな流れというものは、それが生まれた時にはごく小さな、素朴な誕生であることは往々にあります。変革は、小さく弱く辺鄙なところから。そういう言葉がありますが、その意味では、変革の最初の目は、はじめて目にした人にはそう映らないものかもしれません。
このシステムに対して、実はある種の専門の方は期待を寄せてくださっています。開発プロジェクトへのリソースの調達という意味では、大きなチャンスの活用も考えられます。
プロデューサとして、リーダとして、この案件の最大の要素は「人」だとおもいました。優秀でこのシステムを大きく育ててくれることのできる人。そういう人がプロジェクトにいること、集まること、そこが第二ステージをどう描くかの、最大要因。そう思います。
リソース面のチャンスは、あったとしても、それを元に他の要素を工面することは避けるべきだと、私は強く信じています。初めに人ありき。最後も人。社会から支持され受けるか、チームがのびやかに発展していくエンジンを軽快に吹きあがらせていけるか、そこがミニマムでありすべて、だと思います。
その意味で、私は一年くらいのスパンで、この第二ステージをどう描くかを、目を凝らしてよーく考えてみたい、と思います。
追記:チームの優秀な開発メンバーが、アメリカに渡航します。彼は、現在でもスーパーマンのような人ですが、一層上の人材になるだろうとおもいます。これまでの貢献に最大の感謝をしつつ、一層の成長を心からお祈りしております。技術や社会の先端があるアメリカで思い切り力をつけてください。