『発想のやり方絵本』(発想本を書こうと思います)
”発想のやり方”について、本を書こうか、と考えています。ある出版社の編集者の方から連絡をいただいて、本を書くことを考え始めたのですが、それにこだわらず、自分にかけるもの・かきたいもの・社会に必要とされるもの、を考えて、いろいろ、これまでのことを緩やかに整理しています。
今日、谷村さんの本を探しに大きな書店に行った時に、発想系の本のコーナーを見ました。アマゾンで見るよりも、書店で本を見る時にはデザイン、文字のフォント、色づかい、配置、周囲のほんとの比較、というものが重要になりますね。(アマゾンでは、タイトルの文字列が重要なようですが)
発想法の本に限らず、いろいろ手にとってみました。う~ん、それぞれに面白いことを書かれていますね。これらの本の海の中で、さらに人々がまだ発想本を望んでいるとしたらそれはなんだろう。そんな事を思いながら見ていました。
一つには「すぐに読めて、すぐに使える」ものがいいんだろう、と思いました。発想は右脳的な要素が多い。一方で文字列である書籍は左脳的。もっと、インプット自体が右脳的になったら、ある種の人々は助かるのではないか、とおもいました。
そこで「創造工学の絵本」と銘打って自分でいくつか書いてきたコンセプトを思い出しました。高度な知の技法を、絵本タッチで、子どもテイストで表現する。そうすることで、大人が10分で全部を読み切れる。そういうものを。
できれば、立ち読みして読み切れるくらいが、読み手にとってはちょうどいいのだろうと思います。それくらいの内容であれば、多くの人が手に取るでしょうし、多くの人の役に立つでしょう。あとは買ってもらわないと出版社は、やりにくいわけですが、そこには、プロセスとコンテンツの両方があればいいとおもいます。プロセスは立ち読みでわかる。コンテンツがなくてもある程度のことはできる。コンテンツがあるともっと良い発想ができる、というくらいにしておくと、いいのではないか、と。
このコンセプトが今回の編集の方の意図にマッチするかはわかりません。ただ、いずれはそうしたものを出してみたいとは思っています。