研究テーマ『イノベーションの現場において、創造力を引き出すプロセス及びツールに関する研究』
休日を利用して、大学院の研究計画を作成しています。
博士課程の研究タイトルは
「イノベーションの現場において、
創造力を引き出すプロセス及びツールに関する研究」
です。
研究計画をつくる、ということの背景ですが、現在のMOT系の博士コースから、経営系の博士コースに、この秋から転籍をしようとしています。2004年に入った東北大の大学院生の資格は、幸いなことに「社会人博士コース」でしたので、現在のように多様な仕事をしつつも、大学院生の身分を保っていられました。
現在の「事業アイデア創造の支援」という仕事を通じて専門性を深めてきました。ブレスターのような創造性育成ツールの開発も経験させてもらいました。
今の専門性をより適切に大学で行うには、研究科をこえた移動が必要であり、そのために、転籍の条件である”大学院入試”をうけることにしました。
しかし、久々に、研究計画をしっかり書いてみて思ったのですが、研究というアカデミックな思考様式は、ビジネスの世界での思考様式とは、違うところが多いですね。プレゼンには向きにくい表現が多いので、スイッチの切り替えに、しばし戸惑いますね。
今日は、かつて99年ごろ、修士の卒業をかけて論文を書いていたころを思い出すような「論文を設計する」思考に浸っていました。この時間まで、ついぞ夕飯を食べられずに、ワードファイルをひたすら書き続けています。