2009.05.09 研究(創造工学)/検討メモ&資料 アレックス・F・オズボーンの文献を読む大学院のゼミでの発表が近づき、準備を始めました。 社会人院生でも、きちんとゼミの当番が回ってきます。 仕事しながらいつもそのことが気がかりでいたのですが 創造工学を研究をきちんとするときめたからには 積極的にやってみようとしています。 今は300ページにわたる文献 「創造力を生かす―アイディアを得る38の方法」を読んでいます。 本として純粋に面白く、明快な文体でわくわくできます。 かつてさらりと読んだ時には、精神論として 見過ごしていた記述の端々に、創造工学を研究する材料が 沢山あります。 第3章まで読んだところで、創造の発揮は 遺伝<環境<心構え、という構造が述べられている点が 印象に残りました。 心構えは、精神論的に、要因として排除されがちなものですが 最重要な要因だとしたら、これをきちんと枠組みにいれて いかないといけないな、とはっきり意識しました。 ちなみに、ブレインストーミングの定義も オズボーン自らの表現で記載されています。 なるほど、たしかに、と思いながら読んでいました。 金曜日の深夜、机に向って、文献を読む時間をもてる今の生き方は 幸せなんだなぁと思います。 « 技術で直して心で仕上げる 講演の依頼を募集しています。 »