A-oneの名刺ソフト×デザイナーのひな型
名刺をすこし手直ししようとして、きちんと発注する前に、手作業で何通りか作ってチェックしてみていました。(大抵はそれで100枚程度すってつかってみて、修正をさらにかけます)
今まで、PDFデータを少しだけ、タッチアップツールで直していたのですが、その範囲に収まらないぐらいの直しを入れたかったので、A-oneの名刺ソフトをいれて、再構成してみました。
初めは、自分で位置を決めてある程度名刺っぽくしたのですが、どうもぎっしり感や素人っぽさが出てしまいました。
そこで、友人のデザイナーが開業祝いにつくってくれた名刺の画像ファイルをそのソフトの中にいれて、その上にトレースするようにテキストをならべてみたら、劇的に、きれいな配置になりました(あたりまえですが)。
そのうえで、紙面がどうも真っ黒で息苦しいな、おりじなるの、デザイナー作のほうは、どうしてすっきりしているのだろう、とみてみると、黒一色の部分だとおもっていたところに、かすかに、ときに、かなり、グレーを使っていました。それによって情報の濃淡をかもしている(とは明確には素人はわからないけれど、すっきりみえる)のでした。なるほど、とおもい、その通りにしてみると、かなりのすっきりさに。ほんのちょっと、黒い文字の中に、70%のグレー文字をいれただけで、涼しげになります。だいぶ。
それから、プリンターで「きれい」を設定すると、文字がにじむような太い文字になるのが、どうも、とおもっていたのですが、このA-oneのソフトが、指定の紙は、Canonのプリンターの場合は、これこれをせっていせよ、とあるので、そうしてみました。すると「!」となるほど、きれいにすっきりとしたフォントで表示されました。(というと大げさですが、何もいじらないまま、プリントするのと、雲泥の差があるのは確かです。手作りの名刺で、よく、ぼやけた名刺をもらうことがありますが、あれも印刷設定1つで、劇的にすっきりするんだ、としりました。これはすごい。)
ということで、手作りの一時的な名刺ですがそれなりのクオリティが、1時間ほどでできました。
ちなみに、こんな感じです。(クリックで拡大)
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すった名刺をScansnapで読み取ったので、データが荒れていますが実物はかなりしっかりしています。
ちょっと、石井力重、という部分が、1~1.5ポイントほどおおきかったのは、石井のセンスのなさだなぁ、とは、おもうのですが。デザイナー作と見比べるとそこは、さすがに、一回り小さくなっていました。そのほか、デザインセオリーを無視して、情報を配置しています。伝えたいこと盛り込みすぎ名刺の見本みたいにはなっていますが、それでよし。としました)
限界もあるわけで、その点もバランスのために書いておきますと、フォントのエッジがわずかにギザギザになります。ベクトルデータっていうでしょかね、PDFのフォントとかラインはサイズによらずきれいですが、こちらの場合は、かなり高解像度にはなっていますが、フォントのエッジがすこしギザギザです。でも、手作り版としては申し分ない品質ではあります。
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