2006.03.21 日記、価値観、仙台オススメ 取材の効用(情報から新しい知識を引き出す)先日MOTセミナーに参加した際に、東工大の教授のお話しで、「ケーススタディーを企業に協力してもらいながら作る。それを一番喜ぶのはどこだと思いますか」という話しが出ました。私は”ライバル企業ではないか”とおもったのですが、答えは違いました。それは「一番喜ぶのは、インタビュー対象企業そのものだ。」ということでした。 さらに続けて「深く取材を受け分析されたその資料を通じて、企業はわが身を振り返り自社が今後どうするを、考えるのに非常にいい材料になる」とのこと。以前からもやもやと感じていた考えがこのときにはっきりしました。『取材の効用には、質問や事実・情報の体系化を通じて本来それらの情報を知っていた人が、そこから新しい知識を引き出すこと』とだと。 (注)これ以外にも、取材の効用はあります。取材を通じてそれが広く公表されることでPR効果もあります。また、TVや紙媒体に掲載されたビデオテープ・紙面が自社のよいセールスツールになる、といったこともあります。 私が研究者もしくは一個人として取材を行うこともあります。こうした効用のうち『問いかけることで相手が、情報から知識を引き出すこと』が少しでも多くできたら、とおもいます。それにはある程度、慎重に恣意性を排した、効果的で体系的な質問を行うことが必要なのだろう、と思います。 速記メモ:060320 MOTセミナー.txt « 大学院生の知的作業能力を活かした仕事 本当に起業家のためになる支援とは。 »