伊達政宗ポストカード
郵便局に行きました。ごく小さなタイプの郵便局だったのですが、封筒やレターセットを打っていました。しかもオリジナルのデザインをつけたちょっとよいお値段のものでした。
郵便局も変わったなぁ。
たったこれだけの商品開発でも、そう感じます。これまでは「いえ、封筒はここではあつかっていません」の一点張りだった郵便局が、大きな変化です。しかも、機能一辺倒ではなく、デザイン的によくして、付加価値のある商品に仕上げようとしているあたりはなかなか。
そのオリジナル商品棚とは別に、さらにプッシュされているものがありました。ご当地限定のポストカードです。
宮城は「伊達政宗」です。
これです。

うらはこうなっています。

著作物に配慮してわざとあてている光の色をセピアっぽくしています。実物はもっと、ぱりっきれいな配色です。
お値段は、180円。
これでおくれるのなら、話題性もあるし、いいか、とおもい1つ買いました。(この日は、窓口に長くいる用事があったので、丹念に商品を見る時間がありましたので、気に入って。)
そして、切手が無いことに気がつきました。”いくらでおくれますか?50円?、80円?”とたずねると、フィルム封筒をしばらくみて”120円です。定形外郵便の料金になります”とのこと。
はがきと切手、あわせて300円。一方普通はがきは50円。欠くことのできる面積はむしろ、後者が多いくらいです。
この300円も、記念としてなら、1枚ぐらいはありかな、とおもいましたが、複数人に出すのはすこしためらいますね。
むしろ180円でかって、ご当地物が好きな人にあげるほうがよさそうです。
このポストカードが180円。それでも一定の購買ボリュームがあるとしたら、紙物の商品開発には、結構な展開余地があるのかな、とおもいました。
コレクター思考を刺激するならば、駅ごとに、ポストカードがあるのもいいかな、とおもいます。そして、街のMAPカードでもある。なので、買ったら街歩きして、あとは記念に撮っておく。送らない。おくるならば自分に旅の記念日記をおくる。そういうテイストの商品ならば、仙台市の駅だけで展開するだけでも、結構な数になりそうです。全部集めると大きなジグゾーパズルになっている、とかもいいですね。
ふと、このポストカード180円から、展開可能性を想起してみたのでした。