「リセットする」より「継続する」ほうが難しい場面ではないだろうか、と自問せよ
人間には、失敗をしたがる、という奇妙なところがあります。
特に気持ちの弱くなっているとき、疲れているとき、おなかが減っていて寒いとき。
なにか、するでもなくネットサーフィンをして、達人のやり方をふとみつけて『だから自分のやりかたはダメなんだ!』と膝をうち、その無為に過ごした時間を有意味化しようとしたり。
でもこれは、不毛です。してはならない、甘えなんだと思います。
一見、謙虚、という「良い姿勢」をまとっていますが、しかし、よく見つめてみるべきでしょう。
今、「リセットする」より「継続する」ほうが難しい場面ではないだろうか、と自問します。
もし答えが「YES」ならば、「だから駄目なんだ探し」は、「続けてきたやり方をやめる」ことへのエクスキューズでしかない、わけです。
※ もちろん、過去のやり方にこだわらず、変革する、というのも大事なことではあるので、なんでもかんでも、変えてしまうことを否定するものではないのです。あくまでも「それ、やめてしまうほうが、簡単でいいな」という心理の場合の話です。
「継続する」これは、力なり。
継続なきところに、道は無し。と知れ。
いつでも自分の内面にしんと向き合い、道を行きたいものです。