用途アイデアの発想ワークの活用シーン
用途アイデアを発想する方法を先に掲載しました。
用途アイデアというと「素材を作っている製造業」や「新技術開発のプロジェクト」に向けたアイデアワークのように見えますが、ビジネス企画な発想の場面にも使えます。
たとえば、私の身近な例で恐縮ですが、専門の異なる二人のワークショップが、組んでワークショップをしようという場面。そんなところにも使えます。(社内研修の講師二人の連携アイデアでも同じです。)
AさんとBさんがいたとします。
A「二人で組んで提供できるものを考えよう。」
B「Aさんのもっているものだと、どういうことが出来るの?」
A「そうだね、え~と、○○と△△と□□かな」
B「僕のほうは、**と++と@@だ」
二人のできることを並べて、組み合わせたらどんなことができるか、しばしブレストを。
その後は、受講者像やニーズを発想します。
A「○○と**ができると、例えば、__に困っている人には、かなり価値のあるものができるんじゃないかな」
B「ニッチな市場だけど、最近立ち上がりつつある##分野にも、ニーズがあるかもしれない」
そんな感じに行います。
要素を列挙する、次に、それをつかってできることを列挙する。そして、できることで解決できることや欲する市場を列挙する。
そういう流れとして、展開することができます。