プレゼンのアドバイスは受け継がれて
はるか昔、私の修士論文の発表のときに、研究室ではプレゼンのアドバイスを記したメモがありました。かつては出典があったようなのですが、人々の口伝による修正を受けて徐々に、社会知として共有されたようです。
古ぼけたメモは、内容は今なお新鮮です。ちょっと拾い上げてみます。
- 対象となる出席者を設定
(”けちにも”・・・経験、知識、ニーズ、目標・・・を吟味) - 出席者とともに到達したい結果をベースにして、プレゼンテーションの目的を設定
(”じょせぱけあせ”・・・情報提供、教育、パートナー相手の獲得、研修、アクションの動機付け、説得) - メッセージの価値を確認
(”せれじ”・・・成功をイメージ、協業相手の獲得、応援コメントを自作) - 注意を引きオープニングを用意
(”しかけあ”・・・ニーズに関連した質問、敬意、愛情、関連する出来事につなげる) - 資料や図を使って、プレゼンのポイントを視覚的に訴求
(”てじしゃどしょとるで”・・・ 展示、実機デモ、写真、動画、証明書、統計資料、類似点、出来事) - 印象的な終わり方を準備
(”あたきょじゅな”・・・アイデアを劇的に表現、達成努力の呼びかけ、興味を引く表現、重要利点の再提示、納得感の醸成)
- 練習のチェックポイント
- つかみの面白さ
- 要点の洗練度
- 論理的に並べる
- 資料の信頼性
- みやすさ
- メッセージの分かりやすさ
- 自信
- リラックス
- 視線を合わせる
- 愛情
- 関心を持続
- 練習聞かせ自分も見る
- 達成成果は意図どおり?