iPadサイズ×2面のミニホワイトボード紙

今週は何をしておかないといけなかったかな、というのをメモしました。ワークショップ作成もあれば、名刺スキャンなど、小粒のToDoなどなど。

次に、右。

今週着手は無理かもしれないけれど、重要なこと＆やりたいことをめもしました。数か月で開発したい事、作りたいWebサイトの案、執筆したいブログネタなどなど。

ミニイーゼル（100円で買ったもの）に乗せてみました。私の書斎の机の上の左奥の風景です。

ちなみにこのミニ・ホワイトボード、反対側には、表紙・裏表紙としてこんな風に刷ってあります。

表紙。ハンズやアマゾンで手に入る「消せる紙」、その商品活用用途などが記載されています。

裏表紙。ここには、消せる紙×IDEAPLANTのコラボでつくった”ブレインストーミング専用ホワイトボード紙”（「ブレイン・ペーパー」シリーズと言って6種類あります）の紹介があります。恥ずかしながら、「開発責任者・石井力重」として私の写真も載せていただいております。

こんな感じのものです。

さて、この中身にもどりますが、このミニ・ホワイトボード面、実は私は結構感心した工夫がなされています。手に入れた方は、使ってみてしばらくすると、それをなるほど、と思うと思うのですが、素材の弱点をデザインでうまく補っているのです。

折り目に、リングファイルのようなデザインが施されています。すこしクローズアップします。

一見、立体的に見えるデザインですが、平面にすった印刷なので、触っても何もありません。もちろんマーカーで描こうと思えば、このリングっぽい部分にも書くことはできます。

なにが感心したかというと、消せる紙は”折り目に染みる”という素材特性をほとんど”瑕疵”にしないデザインである点です。

私はよく、A3の（大きなサイズの）消せる紙を半分に追ってA4サイズにして使っています。時々、広げてA3で書いていると折り目の上をペンがなぞります。すると、折り目は、ホワイトボード表面がブレイクしているので、マーカーが染みます。紙面の中央なので、なんどもなぞってしまい、折り目が黒くなっていく感じです。

このリングファイルのようなデザインがあることで、広げて描いている時にも、その部分に文字や図形をあまりかこうとしません。たぶん、視覚的にそこにものがあると無意識的に判断して、書くことを回避するのでしょう。また、書いた場合も、リングファイルのデザインがあるので、予想以上に、きになりませんでした。

ここまで、マニアックな視点は、消せる紙をよほどヘビーに使ってみた人しかいないと思いますが、実際の所、そういう工夫が織り込まれているのです。このデザインの発案者はマグネットデザイン社長の大上さんのアイデアです。この人も非常にアイデアマンで、アイデアプラントの作品をうまく世の中に出すために様々な工夫をしてくれている人でもあります。

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さて、そんな感じで、iPadサイズ×2面の、ミニ・ホワイトボード紙、在庫がなくなるまで、オンラインショップの出荷分につけてお出しします。また私のワークショップでも、時々、特別にプレゼントできるときがあるかもしれません

石井に会った時に「今日ないの？頂戴」といってくだされば、手持ちがいくつかあれば、差し上げます。

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■店長ブログ
http://mag-d.typepad.jp/ideaplant/2010/12/keserushi-omake.html
（ツイッターからでも、もらえる方法があります。詳しくは、上記URLにて）

■欧文印刷さん、消せる紙
http://www.obun.co.jp/keserushi/index.html
（特許もあるんですよね、消せる紙は。IPDLで欧文印刷さんを検索すると2件でますが最新のほうです。技術に明るい方ならお分かりになると思いますが、紙面に通常のフルカラーの印刷を行った上に、このホワイトボード状の薄膜を塗布できるので、どんなデザインのホワイトボードでも、原理的には作れてしまうという、すごく便利な技術です。）

■ブレイン・ペーパー（ブレインストーミング専用ホワイトボード紙）シリーズ
ブレイン・ペーパー、各種（よく、ワークショップで「発想トリガー・ボード」という発想のヒントとなるフレーズを書いたシートをつかって一人発想ワークをしますが、そのシートをホワイトボードにしたものが、このリンクの中にある「ブレイン・ペーパー01　はちのすボード」です。）