「ツナグ」仕事
今日はある起業家さんを、ある支援機関に紹介してきました。どちらも以前からのよく知る知り合いです。コーディネータでなかったとしても、多分今日のこの「ツナグ」仕事をしていただろうと思います。その意味では現在の仕事は、特別に違うことをはじめたわけではなく、私の基本的な生き方の一部に仕事という名前を付与したような感じが正直なところです。
私はこの仕事は「仁術」のようなものだと考えています。医者が算術ではなく仁術であれ、といわれるあの仁術です。薬代が払えない人の中にも薬が必要な人はいます。薬代が払えなくてもその人が必要とするならば提供する、そういう仕事なのではないか、と。
コーディネータの仕事を将来的には採算ベースに持ってゆくことが大事だと思います。事業として継続できなければ、その仕事はある日終わってしまいますから。ただ、採算ベースを意識しながらも、仁術としてのノーブレスオブリージュを、バランスとして持っていた方が、最終的にはいい仕事が提供できるのではないか、と感じています。