地震で倒れる危険物、特に棚を無くすにはどうすればいいか
二度目の大きな地震が来ました。本震がでかければ、余震もここまで大きい。驚きましたが、あるだろうことも予期していました。普通の地震の経験則が外れることはあり、今回は1000年に一度の大きさだったなら、ここ100年の口伝で伝わる経験則と違うことが起こるのも、きっとあるだろうと。
激しい揺れの中、書斎の本棚をとっさに抑えている自分を、バカだなあと思いつつも、おさえていました。
地震がおさまり、チェックしてみると、家の中がまた、カオティックに・・・。カオスライフへ逆戻りでした。
片付けるのも大変ですが、それ以上に、倒れてくるものが凶器になることを根本的になくせない物だろうか、と思いました。今の家は地震に強い。でも、普段、真下に向かって重力が働いている状態で置いたものは、地震で飛び跳ねて落下してきます。こういう落下するものがそもそもほとんどないようにできないかと、揺れながら思っていました。
1つには、本棚の本をスキャンして無くしていまうことかと。
次に、食器棚の食器は毎日使う分を入れておいて、後は保管箱に入れておく。文具や、各種の仕事ツールも然り。要る分だけをだし、それ以外は、必要なたびに、床に置いた箱のようなものから取り出す、あるいは、本棚の一番下の所に箱にして入れておく。
本棚の中のファイルや書類は、実物がいるので物体を無くせないけれど、縦揺れを想定して、飛び出し防止のゴムバンドをつけたり、滑り止めのシートを引いたりがありえそうです。
重力を垂直、と仮定したものの配置をあらためて、重力が垂線から45度ほど傾いた時にもものが落ちないようにするには、と考えてみると、おのずと置き方、しまい方は見えてきそうな気がしました。
机の上なんかは、45度傾けたらほとんど、ざららっと落ちてしまうでしょう。机というのはそういうところです。そこに書類の山があれば、もっともカオスを生み出すでしょう。
後は、モノを減らして、棚は、人間の腰の高さ位だけのものにできたら一番いいんだろうと思いました。それを超えるならば、必ず壁に金具でとりつけておくようにして。
ちなみに、前回の地震で入れ替えた本だなについては一つも物が落ちませんでした。軽いものを上に、重たい物を下に。とりにくいしほこりもかぶりやすいけれど、下の方に重たい物を集中して入れることでかなり効果があったように思います。
・・・。
いま、じーっと本棚を見て、普通の本棚のように、半分の面が解放されていればどうやっても物はこぼれるなとおもいました。腰の低さにして、ベンチボックスのような棚が、いいのかなと思いました。
本が、子供の頭よりも高い所にあれば、どうしても中身が降るか棚転倒してしまいます。それを避けるには、何を減らせるか。何をしまえるか。と考えてみたいと思います。
根本的に、モノの落下を無くすには、どうするればいいか、もう少し考えてみたいと思います。