プランニングポーカー
先日、アジャイルのことを伺った時に、プランニングポーカー、という作業見積もりの楽しい手法を伺いました。プランニングポーカー、で検索すると写真、スライド、ブログなどがたくさんでてきます。かいつまんで、書きますと、
1.作業を列挙し量の中程度の物を基準にする。例えばそれを、3、の量とする
2.各自の手元には、同じカードセットがある。1,2,3,5,8,もっと持つ時は、0,1/2,13,29,49,100,∞のカードも。
3.ある作業を見積もる時、それぞれがその作業量として最も近い物を場に出す。
4.似ていればそれが妥当だし大きくずれるなら話し合う。なにか、違う物を考えていることに気がつく。
という手法です。
面白いのはカードがとびとびで、大きくなるほど離れて行くこと。見積もりは大きく慣れば一定割合の誤差は値としては大きくなる。それが反映。中間的な量でも、どちらかといえば近いほうを。皆が出すことでばらついていない作業は多分このチームでは言わずもがなで共有できているがばらつくなら、多分、いつかその作業は問題を抱える。そういうことも分かりそう。
残る未確認な点は、作業のリストアップと、作業量の基準となる中央らへんの作業を見いだす作業はいかにして。というところです。
人間は二者比較は得意です、選択技術は複雑を二者比較に持ち込むことにあります。このカードはそれがあります。ある作業が、六かな、七には満たないな、と言うなら、カードとしては迷うのは、5or8で、これなら選べます。カードが、0.1刻みなら、ずっと、つらいでしょう。
このカード、いろんな応用の効く、エッセンスを持っていそうです。