心理的な視野角。
今日はココロの視野角、という私なりの考え方を書きたいと思います。
物事を遠くから見るときに、その物事が6つの要素からなっていることが見えたとします。その物事に近づいていく(あるいは時期が近くなる)と、最初に取り組もうとする要素が大きく見えるようになり、視野角の多くを占めていきます。心理的な見え方は、遠いうちは”6つの要素”であったものが、”詳細な様子まで見える大きな一要素と、5つの要素”と見えます。
これを意識することで、いま、どの距離感で話をしているのか、自分の思考をめぐらせているのか、把握し適切な判断ができるようになります。遠いうちから、最初のひとつを詳細に説明しても相手は受け取りにくい。逆に、具体的な最初のひとつに取り掛かる段でも、その他5つと同じようなさらっとした認識・言及では相手はどうしていいのかわかりません。
こういうモノとの距離(物理的、心理的、時間的な距離)とその心理的な視野角は、伝える相手の立ち居地によって適切に判断したいものです。自分自身がみえなくなっていることを自己認識することにも役に立ちます。