新しい製品を発想するミニワーク(6観点リストで、新製品アイデア)
ワークショップの実施の際に、その対象者向けに、既存の手法を、コンパクトなミニワークにまとめることがあります。
既存の製品に対して新製品アイデアを発想するためのミニワークとして、「6観点リスト」という方法を使って発想するワークを作りました。
ワーク・スライドを掲載します。
※このスライドは、スライドの12枚目から始まるように設定しています。
より、前置き的な所に興味のある方は、1枚目からご覧ください。
(初見では、前置き無しに、核心から見る方が、ざっくり雰囲気がわかっていいでしょう。)
新製品を発想する手法、というのは、非常にたくさん世の中にあります。これが唯一無二、なんてことはなくて、使い手の相性と発想する対象、その2つから最適なものを選ぶと良いと思います。選択肢の一つとして置いておきます。他の手法よりもこれが向くだろうな、というのは、その対象物に対して、新製品を発想する切り口があまりよく分かっていないときに使うと良いでしょう。(逆に発想するためのフレームワークを既存の知的な営みの中から見出せているような場合はそれを発想するトリガーするほうが精度が高いので、そちらを使う方が良いと思います。)
以上、一つのミニワークの内容を、紹介しました。
(過去にも同じ手法を紹介しましたが、若干テイストが変わっているかと思います。技法、というのは、熟練と本質化(≒単純化)と個別適用(≒具体化)により、使い方が、変化をしています。これもそういう事例の一つとして、ご覧ください。)
補足:
このスライドは、拙著 アイデアスイッチの中で紹介した『6観点リスト』を、ワークショップ形式にしたものです。書いた5年前とは、既に知識や、人間の学習に対する見方が変わっていますので、若干、内容的には、違いがあるかもしれませんが、今はあまり説明しなくなった、くどい説明(より正確にものを説明しようとして書いた文章)が、載っています。
ご案内
2013年9月12日より、3か月にわたり、アイデアワークショップのファシリテータを養成する講座を開催します。
出来るようになることは三つ。
- アイデアワークショップやアイデアソンの基本的なプロセスを自分で進行できるようになる。
- アレンジを効かせた進行内容を、独力で設計できるようになる。
- 自分の部門や組織において、ブレインストーミング・セッションを進行する際に、よりうまい進め方を思い付き、実践することができるようになる。
平日の夜や土曜日の午後、関内(横浜)で実施します。主催者、iCON、というアイデア創発に資する活動をするNPO法人(すごく珍しいNPO)です。
まだ、参加申し込みを受け付けています。今回は第一期目です。二期目以降はスムーズにいくでしょうけれど、一期目というのは、一期目特有の「過剰なまでに、手厚く情報を出す、深く教えていく」という現象が、今回も起こるでしょう。そういう環境の中で出会う仲間というのもまた、組織を超えて刺激しあえます、ご興味あればぜひご参加ください。
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詳細はこちら(私の少し前のブログです。)
【ご案内】アイデア創発ファシリテーター養成講座
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