山の上の「書庫書斎」
2月12日、大安。年明けに見つけた物件を、今日から借りはじめました。
私はここを「書庫書斎」とよんでいます。作業”も”できる「書庫」です。

部屋の入り口から。(360度カメラなので、映像がゆがんでいます)

ベランダ側から。(広さ的には6畳 + ロフト付き)
話は、昨年の秋ごろにさかのぼります。
現在の書斎が手狭になってしまい、開発用資料の一部はトランクに詰め込んで、パートナー企業さん(マグネットデザインさん)に預かってもらったりしていました。
それでもあふれていたので、開発用資料を大量に処分したり、学校の授業でサンプルとして差し上げたりして、減らしてきました。
断捨離、というのは、仕事が効率的になって快適になる、という良い面もあるのですが、アイデアの仕事には、知識の洪水のような流入が、常に必要なので、断捨離のきれいな状態が続いたのは、一ヶ月間。今じゃもう、机の上も、書斎の床も、棚も、カオスです。
年明け、本を置く場所を物理的に増やそう、ときめました。1時間ほど、ネット検索をして、近所に手ごろのよい物件があって、れんらくをしたら、すぐ内覧、となって一週間で、決めました。
(私の買い物は大体、即決です。最初に見つけたものを買うか、それを逃すと、もうそれに縁がなくなってしまって買わないか、です。自宅も、車も、買おうかなと思って最初に見たものが、いまのうちと車です。)
家賃、27,000円。
築20年ぐらいの物件で、エクステリアの塗り替えが最近行われて外見がきれいです、中は、そこそこ、年季が入っていますが、大事に使われていたようで状態は悪くないです。良好な日当たり、閑静な住宅地で、「書庫(が主で)書斎(はおまけ)」の箱としては、申し分なし。
仙台の、八木山だから、可能な物件かと、思います。
駐車場に空きがでないので、立地的に借り手が付かないでいたそうです。
基本的は、「書庫」であること、と、私が仕事が旅がちなので、この部屋の中にいる時間は、年間で300時間あるかどうか。
年間平均すると、一日の滞在時間は1時間もない、そんな「書庫書斎」です。
書庫としてみればやや高いですが、集中作業の時には、「外界と断絶した、座れる書庫」があるのは助かりそうです。
なので、ここには、インターネットも、電話も、TV回線も、ガスも、通してありません。
契約したインフラは「電気」と「水道」のみ。水はあると便利なので。
そんな感じに借りた書庫書斎ですが、私の次の旅仕事がはじまる関係で、本格的に運用し始めるのは、少し先になりそうです。
八木山にもうすぐ、地下鉄が出来ます。今年の年末に。
「書庫書斎」から1kmぐらい、坂を上ったところです。
仙台では電車も自転車も乗らない生活でしたが、これからは、少し違った、仙台での仕事スタイルが展開しそうです。