開発の効率UPの方法。MOTマーケティング。
10月6日。日経テレコン主催のセミナーでMOTの出川先生が興味深い講義をされました。その中から2枚ほど。全編、興味深いですが。
■開発の効率UPの方法について■
事業開発を、4フェーズに分けて考える。
研究/開発/事業化/産業化
スタートは、事業化。ここからさかのぼり、そして、また事業化、産業化へいく、というもの。フェーズとしては次のようになる。
事業化(1)⇒開発(2)⇒研究(3)⇒開発(4)⇒事業化(5)⇒産業化(6)
(1)顧客のニーズ。付加価値。何が困っているか。
これは、何を作るか、何を作れば売れるか、と対。
(2)何を作るか。仕様。
これを、要素に分解して既存の技術要素の組み合わせで表現する。
すると、たりない要素がある。これをさかのぼって研究フェーズに依頼する。
(3)何が抜けているか。
抜けている技術をかなえるための研究テーマを設定。そしてその研究を遂行。
研究の結果、ある種の要素技術が出来上がる。
(4)それを、他のエッセンスとあわせてさらに集結させる。
何ができるか。収束させ、”製品”に。
(5)”商品”にする。そして展開・ラインナップ化。
(6)広く産業化。
■MOTにおけるマーケティング(技術とニーズ)■
ニーズとシーズの間に、2つのハコを持つ。ベネフィットとファンクション。
□技術的特徴(差別技術)
↓ 機能へのブレークダウン(製品化)
□機能明確化(ファンクション)
↓ ベネフィットへのブレークダウン(商品化)
□顧客利便性(ベネフィット)
↓ 顧客への提供(生産・販売)
□顧客ニーズ・満足
逆にさかのぼる矢印フローも。
□特徴
↑ 不足技術へのブレークダウン(技術シーズ創出)
□機能
↑ 不足機能へのブレークダウン(差別化、機能の明確化)
□利便
↑ 不足ベネフィットへのブレークダウン(顧客ニーズ内容の明確化)
□ニーズ
参考書籍:
キャズム(ジェフリー・ムーア)
技術経営の考え方-MOTと開発ベンチャーの現場から(出川通)…ケーススタディの本
最新MOT(技術経営)がよーくわかる本(出川通)…方法論の本