たった一人でも、人間を強く揺さぶる文章を書くことができたなら。
篠島秀雄さんという方のことを、あるクライアント(ベンチャーを経営する社長)から伺った。『篠島秀雄君を偲ぶ・篠島秀雄遺稿集』という本をお借りして読み始めた。はじめはクライアントの示す理想の組織構造を把握するために読み始めたところ、とても面白い。その文体は、明朗でウイットがあり、そして凛としたものがある。
WEB上を検索してみて、特に深く感じ入る文章があった。中丸美繪ブログ、篠島さんの関係の本をだされており、奥様の雰囲気を感じることができるような記事もある。中丸氏の文章にとても感じるものがあり、しばし、仕事の上で調べ物をしていることもわすれ、思いをめぐらせた。
多くの方が、その文章に感動したのかどうか、私には分かりませんが、少なくとも、自分一人は、その文章にとても感動しいくつもの言葉が胸に残った。この文章に出会えたことに感謝したい。自分がものを書くときに、”ただ一人でもいい、それほど強く記憶に残る文章がかけたならば。”と思う。